機能解説
Ottermind Skills:エージェントに仕事に合った進め方を

提案書を書く、業務フローを図にする、データファイルのエラーを調べる。それぞれの仕事には、適した進め方があります。Ottermind Skillsは、特定のタスク向けの指示や手順を、エージェントが繰り返し使える形で提供します。目的に合うスキルを選んでエージェントに紐づけ、今回扱う資料を渡して始めましょう。
繰り返す仕事では、何を調べ、どう進め、最後に何を確認するかをスキルに持たせられます。今回の目的や背景、制約は、引き続きユーザーが伝えます。
Skillsの仕組み: Ottermind Skillsのドキュメント
目の前の仕事から始める
Skillsディレクトリを開き、文書、図、JSONなど、取り組みたい仕事を検索します。説明を読み、必要な入力、想定される成果物、依存するツールやサービスを確認してください。
Ottermindで Skills を開いてスキルを追加し、有効になっていることを確認して、タスクを担当するエージェントに紐づけます。そのエージェントが、紐づけられたスキルを使うべき場面を判断します。インストールするだけで、すべてのエージェントが使えるようになるわけではありません。
スキルの追加方法は設定ガイドで確認できます。タスクの伝え方に迷ったら、目的や背景の整理方法を説明したプロンプトガイドも参考になります。
ここからは、最初に試せる3つのタスクを紹介します。いずれもプロンプトの例であり、製品の実測記録ではありません。結果は、選んだスキル、渡した資料、利用可能なツールによって変わります。
提案書を完成まで順序立てて進める
背景資料といくつかのアイデアはある。書き始める前に、誰が読み、何を判断してほしいのか、まだ足りない情報は何かを整理する必要があります。
doc-coauthoring は、背景情報の収集、構成と各セクションの改善、読者の視点での確認という流れで文書の共同作成を進めるスキルです。用途として、提案書、仕様書、意思決定のための文書が挙げられています。
文書作成のスキル: doc-coauthoringの紹介
適切なスキルをインストールして紐づけたら、次のように依頼できます。
ユーザーが自分で試せる製品デモを設けるための社内提案書を、一緒に作成してください。
読者はプロダクト責任者です。プロトタイプの制作に2週間を割くかどうかを
判断してもらうことが目的です。背景資料を添付しました。
まず、不足している情報を洗い出してください。その後、セクションごとに
一緒に書き進めてください。草稿ができたら、初めて読む人の視点で確認し、
論理の抜けを指摘してください。なぜ取り組む価値があるのか、プロトタイプには何が必要か、何が未決定か。これらを話し合いやすい文書を目指します。冒頭の表現を磨く前に、この3点を確認しましょう。
文章で書かれた手順を、話し合える図にする
業務の説明には、手順、判断、例外が混在しがちです。文章が正確でも、どの順番で進むのかが分かりにくいことがあります。
ディレクトリに掲載されている diagram-generator は、自然言語から図を作成・編集するスキルです。対応形式としてDraw.io、Mermaid、Excalidrawが挙げられています。使いたい形式に必要な条件を確認してください。
図解のスキル: データ・分析ディレクトリのdiagram-generator
製品へのフィードバックを処理するフローなら、次のように始められます。
次の流れをMermaidのフローチャートにしてください。
ユーザーがフィードバックを送信する。サポート担当が問題を再現できるか確認する。
再現できる問題はプロダクトチームに渡して評価する。
それ以外は、送信者に追加情報を求める。
判断条件、担当する役割、終了地点を明示してください。
説明の中で定義されていない分岐も一覧にしてください。最初の図で経路を確認します。重複した報告を評価前にまとめる必要があれば、その変更を依頼します。チームの実際の進め方が表れるまで調整しましょう。
データのエラーを調べる糸口をつかむ
インポートに失敗し、JSONが無効だというメッセージが出る。それだけでは、どこが問題で、何を直すべきか、変更後もデータの意味が保たれるかは分かりません。
JSON スキルは、構文解析、文字コード、フィールドの取り決めに関する問題の調査方法を説明しています。具体的な問題箇所を特定し、変更理由を示すことを重視した内容です。
JSONのスキル: JSONスキルの詳細
機密情報を取り除いた小さなサンプルと、エラーメッセージを用意します。
このJSONサンプルをインポートできません。サンプルとエラーを以下に示します。
失敗する箇所を特定し、最小限の修正を提案して、変更ごとに理由を説明してください。
既存フィールドの意味は維持してください。サンプルだけでは原因を特定できない場合は、
追加で必要な情報を教えてください。役立つ成果物は、一つずつ確認できる変更と、その理由です。データ全体に適用する前に、実際のインポートツールで結果を検証してください。
自分の仕事に合うスキルを使い続ける
今後も繰り返しそうなタスクを選び、内容をよく知っている資料で試してみましょう。方法が合っているか、成果物を確認しやすいか、どの指示を自分で補う必要があるかを見ます。
仕事が変われば、紐づけを変更したり、スキルを無効にしたりできます。サードパーティーのスキルを使う前には、提供元とデータアクセスの要件を確認してください。
Ottermindは、タスクを進めるエージェントワークスペースに、こうした方法を持ち込みます。まずは役立つスキルを一つ追加してみましょう。Skillsを見て、次の仕事に合う方法を選ぶ。
